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いつものごはん
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だいたい、いつも家でごはん。食事の時間は毎日楽しくと、こころがけています。たとえば・・・
ファラオナ初体験

カペリーニ入りブロード

ファラオナのロースト

マッシュポテト

ラディッキョのサラダ

12月26日は聖ステファノの祝日。ナターレのドタバタも過ぎ、この日こそのんびりとほんとのお休みという感じ。ダニエレ一家もフリウリに行ったので、またマンマと私たち夫婦の生活に戻る。なんだか、3人ともほっとした気分になって、思わず笑ってしまう。マンマがこの時期の特別料理、ファラオナつまりホロホロ鳥のローストを作ってくれることになった。私たちもファラオナは初めて、鳥料理が大好物のイサオ君は興味津々だ。オーブンから肉の焼けるいい香りが漂い始めた頃、なんという神の思し召しか、ご近所のサンドラが「BUON APPETITO」と、できたてのマッシュポテトを持ってきてくれた。焼き上がったファラオナは、素晴らしいアメ色。一緒にオーブンで焼いたレバーを、肉汁とともにミンチにして胡椒のきいたソースにする。野性的でありながら高貴なファラオナは、休日を締めくくるにふさわしい美味でした。
ファラオナ初体験
※ニンニクにローズマリー、セージを詰めたファラオナ

ファラオナ初体験
※焼き上がる前にカペリーニ入りブロード

ファラオナ初体験
ファラオナ初体験
※泣けるほど美味いホロホロ鳥!
アリヴェデルチ

スモークサーモンのトースト

ラディッキョ・トレヴィザーナのリゾット

ペペローニのサルターテ

帰る日が来てしまった。帰りたくないと思うせいか、夕べから微熱気味で体がだるい。出発は夜の便なので帰り支度も余裕だし、マンマとゆっくりお昼の食事もできる。でも、またマンマがひとりになってしまうかと思うと、いつもにまして名残惜しい気持ちでいっぱいになる。お互いに、なにげないふりをしてみるものの、自然に言葉が少なくなってしまう。上の階のフォスカリーナがお別れの挨拶にやって来て、なんと大きなパネトーネを貰った。午後は日本へのお土産の買い出しに。カフェはカミッロおじさんの店、フォルマッジオはリアルトのカーサ・ディ・フォルマッジオと決まっている。カルロの店にも立ち寄らなければならない。行く先々で今日帰るんだと挨拶してるうちに、ますますしみじみしてしまう。ヴェネツィアは私たちにとって、いよいよ離れがたい特別な場所になりつつあるようだ。アリヴェデルチ、ヴェネツィア、またすぐ戻ってくるからね。
アリヴェデルチ
※スモークサーモンはバターとトーストにのせて

アリヴェデルチ
※この台所やマンマとも、しばしのお別れ

アリヴェデルチ
※イサオ君とフォスカリーナのツーショット