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かぼちゃのリゾット
鶏のボリート
モスタルダ・ヴィチェンツィーナ |
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今日はフォナ家の次男、我らがダニエレ、それからフラヴィアと1歳半のジューリオの3人が帰ってくる。まずは小さいジューリオ用のベッドを物置から運んで設置、私たちの荷物も移動して寝室の準備をする。なんだか慌ただしいことになってきた。案の定、3人増えたとたんに騒々しくばたばたと、ナターレの混乱が始まった。やんちゃ盛りのジューリオは目が離せない。皆で順番に子守り、ちゃんとした食事もままならない。マンマが作っているのは、離乳食を食べ始めたジューリオ用の甘いかぼちゃのリゾット。ダニエレは久しぶりの故郷の味、モスタルダ・ヴェチェンツィーナに感激している。午後はマンマにジューリオを預け、4人で町に出る。ダニエレたち2人はナターレのプレゼント探しに必死、物凄い勢いで歩き回る。考えてみたら、フラヴィアと一緒のヴェネツィアは初めてだった。

※何にでも興味津々のジューリオ

※ダニエレ、フラヴィアとヴェネツィアで再会
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ゴルゴンゾラとスペック
フンギ・ポルチーニのズッパ
豚のロースト
ニンジンとポルチーニのつけあわせ
パネトーネとスプマンテ |
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ついに迎えたナターレの夜。結局ダニエレ夫婦は、食事会開始のギリギリまで、プレゼント探しに町を奔走し、その後もカードを書いたり、パッケージしたりとおおわらわ。何とか間に合わせて、たくさんの包みを抱えて一同バタバタと出かける。フォナ家の長男、アドリアーノの家では立派なアルベロが飾られ、それぞれの席にはかわいいアンティックのネームカードが用意されて、テーブルセッティングも完璧。秋に収穫して冷凍保存しておいたポルチーニをふんだんに使った料理もすばらしく、イサオ君はズッパを思わずおかわりしたほど。さて、夜も深まり12時が近づく。スプマンテで「アウグーリ!」と乾杯し熱狂のうちに、モミの木の下の大量のプレゼント交換が始まる。私たちが日本から持ってきたユニクロのフリースの評判もまずまずでほっとするが、それにしても疲れた〜。イタリア式ナターレの底力?を思い知ったのだった。

※銀のカトラリーと燭台も年代物
 ※大騒ぎでプレゼント交換
※12時過ぎにアルベロの本物のロウソクに火をともす
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