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<昼>
カノッキエのリングイネ
ラッツァ・レッソ
<夕>
ソプレッササラミ
鶏肉のトマト煮
焼きポレンタ
ラディッキョのサラダ |
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イサオ君が来るまでの10日間は、マンマとふたり暮らし。パパを亡くしたばかりのマンマとできるだけ一緒に過そうと思っている。買い物や散歩、近所のお家での集まり、お医者様や治療に通う病院など、何処でもついていく。凍るような町を毛皮のコートのマンマと腕を組んで歩く。もちろん食事の支度や、ナターレの準備もパパの思い出話をしながらいつも一緒。今日のお昼は茹でたカノッキエの残りを使ったリングイネ、レモンとオリーヴオイルで食べる茹でたエイ。夜は昨日のポレンタをグリルで焼いて、これまた残り物のトマト煮につける。買った素材をきっちりと使い回すのは見事。もちろん美味であることはいうまでもないけど。
※路地を歩くマンマのうしろ姿
※病院の中庭
※絶品のカノッキエのリングイネ
※ポレンタとサラミ
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スパゲッティ・アル・ポモドーロ
豚肉のミルクロースト
ブロッコリー
チコーリアのソテー |
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今日のお昼は、アリスタという豚の塊肉を焼いて、ミルクで煮るローストポーク。さっぱり味が美味。ブロッコリーやチコーリアなど野菜もたっぷりで実にヘルシー。ゆっくりシエスタをした後、週一回のマンマの友達、未亡人ばかり数人の集まりに出かける。冗談まじりに「お若いご婦人方」なんて呼んでいるが、平均年齢は70代後半。近所の家に茶菓子など持ち寄って集まり、カードやトンボラというゲームを楽しむ。ふだんから毎日のように顔を合わせるし、誘いあって出かけたり、何くれとなくお互いの暮らしを助け合うお仲間だ。ヴェネツィア暮らしの知恵のひとつなんだろうな。私も一緒にトンボラに参加してみたが、結果は疲れただけ。どちらかというと、お喋りしてストレス発散させるのが主眼のよう。
※ミルクローストは鍋で作る
※劇場の帰り、マンマの義妹ヴァレリアおばさんと
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