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1. |
一晩水に浸しておいたインゲン豆(金時豆で代用も可)、みじん切りのタマネギ少々、へたをとったトマトを丸ごとひとつを圧力鍋に入れ、水をひたひたに注ぐ。強火で加熱し、おもりが動いてから中火にして7分くらいで火を止め、15分間そのままにしておく。 |
2. |
柔らかく煮上がった豆の3分の1くらいを具としてとっておき、あとは野菜漉し器ですりつぶす。鍋に戻し、どろっと濃いめのポタージュくらいになるよう水を加えてのばす。コンソメキューブ、あれば生ハムの脂身の切れ端など加えて10分ほど煮込む。 |
3. |
豆のスープに塩、胡椒で味付け、仕上げにオリーヴオイルをたらす。好みのショートパスタかリングイネの折って茹でたもの、残りの豆を加えて軽く煮込んで出来上がり。 |
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 パスタ・エ・ファジオイは「パスタとインゲン豆」という、そのまんまの意味のイタリアの伝統的な豆料理。ファジオイはヴェネト方言で、イタリア語ではファジョーリ。インゲン豆に代えて、チェーチ(ひよこ豆)やレンティッキエ(レンズ豆)などでも作る。濃度のあるズッパは飲むというより、食べる感じ。パスタも入っているので、これ一杯でかなりお腹がいっぱいになる。豆料理には、塩味のきいたサラメやサルシッチャ(ソーセージ)がよく合う。どちらも、その昔から農民が毎日のように食べていたもの。豆は必ず多めに煮ておいて、オリーヴオイルで和えたサラダにも。 |
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