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1. |
豚肉は肩肉の塊を用意。表面に塩と粗く挽いた胡椒をすり込み、ところどころに切れ目を入れてニンニクのスライスをはさみ、生のローズマリーをのせておきます。プラムは種を抜き、赤ワインにひたしておきます。 |
2. |
フライパンまたは平鍋をよく熱し、少しだけオリーヴオイルをひいて肉を焼き、順番に返しながら表面に均等に焼き目がつくようにします。ローズマリーは焦がさないように。全体に焼き目がついたら火を弱火にし、フタをして10〜5分ほど蒸し焼きにします。 |
3. |
8分通り焼き上がったところで、つけておいたプラムごとワインをまわしかけます。ここでも肉に均等にしみるように返しながら蒸し煮。少しワインが煮つまってきたら、蜂蜜、塩、胡椒で味をととのえ、さらに煮てソースがトロリとしてきたら出来上がり。大皿に塊ごと盛り、食卓で切り分けると豪華です。つけあわせはじゃがいものピュレ。 |
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 干しプラムや杏、オレンジなどの果実と蜂蜜を使った肉料理の起源は古い。手軽なところでは豚肉のほかに鶏肉でも同じ作り方。鴨やウズラ、いのしし、鹿などのジビエとなれば、もっとスパイスをたくさん使います。オーヴンで作るのが本格的ですが、フタをすればフライパンでも充分だし、ソースの加減などみやすいので簡単です。塊で作ると見た目も豪華なご馳走風。ワインはたっぷり使いましょう。柔らかくとろけるプラムの風味は、香り高い赤ワインとの相性が最高なので、ちょっと上等なワインを開ける時に作ることにしています。長く余韻の残る味わいです。 |
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