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1. |
スズキはウロコとワタを取り平鍋に並べます。ひたひたに水を注ぎ、レモンやセロリの茎、あればディルやローリエ、エストラゴンなどのハーブを入れます。ちなみにヴェネツィアでは魚が新鮮なのでレモンかローリエで充分。 |
2. |
鍋を火にかけ、〈魚の量や大きさによりますが)約15分ほどコトコトと煮ます。途中浮いてきたアクをとります。沸騰させると魚の身がくずれるので注意。 |
3. |
煮上がったら盛り皿に取りだし、斜めにして水気を切っておきます。みじん切りのイタリアンパセリをちらして出来上がり。食べる時、各自お皿の上で塩、胡椒、レモン、オリーヴオイルで好みの味つけ。 |
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 魚を茹でて食べるのは、新鮮な魚がいつでもとれるヴェネツィアならでは。はじめて食べた時は、意外なおいしさにびっくり。しかも、茹でたてを食べるのでなく、水気を切って適当に冷めて身がすこししまった感じのところを食べるのです。かんじんなのは、おいしいオリーヴオイルを奮発すること。魚の鮮度とオリーヴオイルの質がすべてという料理です。ヴェネツィアではスズキのほか小ぶりのサメやエイなどもこのリチェッタで食べます。どれもうまい! |
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