1.
豚ロース肉はできれば骨付きがおいしい。軽く叩いてスジを切り、塩、胡椒。あれば、セージやローズマリー、タイムなどをあわせておきます。
2.
熱したフライパンで肉を焼きます。よく熱しておけばオイルをひかなくてもくっつきません。白ワインをふり、蓋をして両面をこんがり焼きます。
3.
焼き上がった肉を皿に盛り、小鍋で温めたトマトソースをかけます。
4.
肉を焼いたフライパンにバターとケッパーを加えます。焦がさないようバターを溶かし、沸き上がったら火から下ろし、肉にじゅうっという感じでかけます。
トマトソースを作り置きしておくと、簡単にできます。ウチでは豚肉のほか、よくサワラやイサキなどの魚もこのソースで食べます。オコゼやコチで作ればいっそう豪華。このピザ職人風をはじめ、イタリア料理には〜風という名前が多い。漁師風、船乗り風、狩人風あたりはなんとなく納得だけど、娼婦風、悪魔風となるとだいぶ文学的。そのほかに例のニンニク唐辛子のスパゲッティを「絶望的スパゲッティ」、タコのトマト煮が「溺れたタコ」などの笑えるネーミングも。